ゆふいん源流太鼓見てきました
何気に濃い1日になりました
今日は生憎の雨でしたが、私が楽しみにしていたイベントが2つあって、それらを堪能することが出来て何気に濃い楽しい1日でした。
大友宗麟鉄砲隊
竹町で昼から開催されていた豊後FUNAI芸術祭のステージイベントに、大友宗麟鉄砲隊が出演するというので見に行きました。
sorin-hinawa.lolipop.jp大友宗麟鉄砲隊は、去年のきつきお城祭りの際に演武?の披露があって、それで「面白いな〜」と思って印象に残っていたのですが、この度、すぐそこでまた舞台をするというので見に行ったのです。
何をするのかと言うと、名前の通り、鉄砲(火縄銃?)を撃つのです。
もちろん弾は入っておらず空砲なのですが、それ自体が興味深いのも去ることながら、甲冑を着込んだおじさま方が、古い感じの喋り方を混ぜながら口上を述べたり、号令を掛けたり、観衆を巻き込んでエイエイオーの勝どき(なのかな…?)を上げたりするのが楽しかったのです。
去年のお城まつりではいろんな銃の紹介とか、たくさんの銃の一斉射撃?もあったんですが、今日は10分足らずの短い時間でしたので、それぞれの武将の紹介(武将になりきったおじさま方の名乗り上げ?)と、号砲の2つでした。
最初の号砲の際、音がまあすごいので会場に居た人たちはそれはもう驚いてすごいザワザワしてましたね。
屋根もあって半屋内だからなぁ。素晴らしく響いてましたし。
鉄砲隊の次の舞台が幼稚園児の遊戯か何かだったようで、舞台袖に居た園児達が大きな音に驚いて泣き出したりして。
それまで「大友宗麟公に命ぜられ、遥々400年の時を経て、我ら鉄砲隊が馳せ参じ候」(こんな感じだったような……)みたいな古めかしい言葉でしゃべってたおじさまが、舞台袖で泣いてる子達を見つけて「驚いたかなぁ、ごめんね?」って急に好々爺然とした喋り方になって、会場が爆笑の渦になったり。
「では次なる号令は、〜〜殿にお任せ致す」「承知仕った!」みたいなやりとりした後にマイク持った武将の方が、「みなさん、こんにちは。盛り上がってますか〜!?」って急に現代風に喋り出してめっちゃ笑ったり。
いや、今回も楽しませてもらいました。
好きだなぁ、なんかいいよなぁ、こういうの。
舞台やトークが単純に楽しいのもそうなんですが、地域の幅広い年齢層の人たちが、長いスパンで歴史を研究して語り継いだり、土着の文化を守る取り組みをしたり、町おこしみたいなことやってたり、そういうのを垣間見ることが出来て、なんか好きです。
余談ですが、この後に仮装行列が予定されていて、レイヤーの皆さんがわんさか揃っていて一部ちょっと異様な雰囲気でした。レイヤーさんてそんな間近で見たことなかったので結構びっくり。眼福眼福、いいもの見させてもらった。
駐車場から歩いて会場に向かってる時に一番最初に見つけたのが鶴丸で地味にテンション上がった\(^o^)/ でもやっぱりFGOが多かった気がします。
ゆふいん源流太鼓!
夕方からは第25回の大野町どんど焼を見に行ってきました。
どんど焼のお祭りですが、私の目的はゆふいん源流太鼓です。いえ、もちろんどんど焼もちゃんと見て来ましたけども!
昼間はしっかりと雨が降っていたものですから、昼前に一回実行委員会さんに電話で問い合わせると、「どんど焼自体はしますが、イベントステージはその時の天候によって決まるので、なんとも言えない」という回答でした。雨だったらイベントステージは中止になるそうで。
(これも余談ですが、実行委員さんは忙しくて電話にすら出られないのではとか思っていたら、電話にもちゃんど出てくれて、「天候次第でなんとも言えないので…すみません」ととても申し訳無さそうにおっしゃってくださって、対応も丁寧ですごい好感が持てました)
雨雲予報見るとなんとか行けるんじゃない…?と思ったので、とりあえず行ってみようということにしてました。
イベント自体は16時半から始まっているのですが、私が会場についたのは18時ちょっと過ぎ。会場に着いた頃には雨も何とか上がってたのでホントに良かったです。
会場は土のグランドだったみたいですごいぬかるんでましたが…。
会場に着いてまずは腹ごしらえということで、カレーを買ってもそもそ食べてました。焼き鳥とかうどんとかカレーとか肉まんとか、色々ありました。あとで司会の方がうどんがおいしい椎茸が大きくてうどんがうどんが、って言ってたのでうどん食べればよかったなと少し後悔。
そういえば世のカレーは普通辛いんだという事をカレーを食べながら思い出しました(辛いの大の苦手なのです……)。余計にうどんにしとけばよかった。
飲み物がコーンスープとコーヒーと甘酒しか無くて、何か持ってくれば良かったと後悔。コーヒーは飲めないし甘酒は好きじゃない(そもそも車だ)し、カレーにコーンスープ…?だしで、ちょっと失敗でした。
そんなこんなで、19時少し過ぎからは、いよいよ、ゆふいん源流太鼓です!
舞台が始まる前からわくわくしながら席に陣取って、準備の様子から眺めてました。わくわく。
源流太鼓の舞台は、笛の音から始まり、大きな太鼓や小さな太鼓とか、肩に掛けて両方の面を叩いて音を出したり、「そんなに叩いてて握力なくなって太鼓バチがすっぽ抜けたりしないのかな」って思うくらい叩いていたり、多彩な技術が盛り込まれていて飽きることがありません。
しかも完成度がとにかく高い。レベル高杉(誤字)……。
これ、こんな片田舎のお祭りに出るような人たちじゃないような(祭りに失礼)。
拍手したいのにする暇もないくらい、代わる代わる色んな演目があって、本っっ当にあっと言う間の40分でした。
もうね、心臓が震えた(物理)。
太鼓に横笛?も入ってきて、途中は二人で吹いたりして。とても綺麗な音色だし、絶妙なハーモニーで、なんて言うんですか、もう……たまらん(*´ω`*)
おじさまやお兄さん方の迫力ある太鼓の演奏と、そしてやっぱりあの掛け声!
あれ好き過ぎる……あの「いよっ!」ってやつ……かっこ良すぎません?
大音量で聞いて、間近で惜しみなく余すことなく観ることが出来て、控え目に言って最高でした……本当にありがとうございました。
ゆふいん源流太鼓の皆さんは、なんていうか、舞台ももちろん凄いんですけど、準備や片付け、その後の主催者の方と挨拶してるシーンなどを見ても、とても礼儀正しく、隙がない。無駄もない。
いや、マジなんなのこの人達……凄すぎくないですか……見習わねば………。
でもそう言えば、大分駅前でやってたプレイベントの時はご年配のお父さんがいたと思ったんですが、今日は欠席されてたそうで。残念……この方の掛け声がまた渋くて好きだったんですけど。
次回はどこでするのかな……見に行きたい……。
どんど焼
で、このお祭りのメインは本当はこっちです。
↓の写真は火を付ける前のどんど。天辺には、白飛びしてますが「家内安全」とか「五穀豊穣」とか書かれてて、お守りとかと一緒に焚き上げることで今年一年の家内安全などを願うということのようです。
源流太鼓の後に5分程打ち上げ花火があって、その後、火男と呼ばれる役の方が松明の火を持って、それを役員さんとかに分けて、複数人の持った松明からどんどに火が入りました。
↓右側のふんどしの方が火男さん。独身独身って司会の方に連呼されてた(笑
どんどは細い竹が束ねられてるみたいで、火が付くとパチパチと凄い音がしてました。
途中で束ねていた紐が燃えて、束ねられていた竹が花みたいにパッと開いて綺麗でした。司会の方も「今年は特に素晴らしいですね!」とか何度も言っていたので、いつもはこんなに綺麗には行かないんでしょうか。
それにしても、そこそこ離れてても、結構熱が伝わってくる(・・;)
いや、結構大きな火でしたね。こんなに大きな火は滅多に見ることが無いってくらいには。途中でじりじりと後退しながら見てました。
ぼんやり火を眺めて、火が小さくなった後は竹に吊るした餅を焼いて食べるまでが、一連の流れのようです。
あー面白かった。いい1日になりました。