さんさろ

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プロダクトエンジニアの雑記&技術、たまにドイツ

荷物が届かなかったので、郵便局に調査を依頼した顛末とその結果

荷物が届かない

事の発端は、私がネットショップでとある商品を注文した所から。

商品自体は500円程度のもので、高価でもなんでもないものです。ネットショップから注文受け付けのメールと、その日の内に発送のメールがありました。

発送メールが来てから数日、待てども商品が届く気配がない。

ポスティングされる予定のものだったから、ドアポストを覗いて見ても、入っている様子はありません。

配送業者は郵便局のようで、発送メールに書いてあった追跡番号で郵便局のサイトから追跡すると、なんとそこには過去日付で「お届け先にお届け済み」の文字。

さて、これは面倒くさいことになった……(´・ω・`)

注文した商品が大したものではないとは言え、届かないけど「ま、いっか」というワケにもいかないですしねぇ…。

 

とりあえず発送元に連絡をして、発送時の送付先の確認をしました。その日の内に返信があり、指定した通りの住所が送付先になっていることが確認出来ました。

何度も見返しましたが、自分の現住所で間違いありません。

もしかして、もんの凄いペラい封筒に入っていて、私が気が付かずに広告とかと一緒に捨ててしまったのかな?!と思って、紙ゴミ用の袋からゴミを出して一枚一枚確認しましたが、やっぱりそれらしいものは入っていません。

と、なると。

郵便局の手違いか…。

 

まあ、私のアパートは2棟同じようなアパート(というか外見ほぼ全く一緒)が並んでいて、名前もAとBで、建物に名前が書いてあるわけでもありません。アパートの真ん中に小洒落た看板があり、そこにA・Bと書いてあるだけです。部屋番号にはアルファベットの表記はなく、部屋番号だけの表示。

起こるべくして起こった、という印象でした。

 

郵便局に連絡しました

日本郵便のサイトから調査を依頼しようと思ったのですが、またこのサイトの分かりにくいのなんのって。

郵便物等事故調査依頼処理システム-  INAA00G00:インターネット申告受付トップページ

こっちは受け取る側なのに、なぜか差出人の住所や日中連絡先を入力しなきゃいけない仕様になっていて、「これは調査依頼を減らすためにわざと手続きを増やしてるのでは?」と嫌味を言いたくなりました(言いませんが…)。

 

もう面倒なので、配達を取扱った郵便局に直接電話しました。

「追跡調査のステータスは配達済みなのに、荷物が届いていない」旨を伝えると、問い合わせ番号などを聞かれて、「13日にお届け済みですね。ポストに入っていませんか?」と。入ってないから電話してるんだけどナー。

それから調査ということで2度ほど電話連絡が来ました。中には多分現場の電話慣れしていない?ような方もいて、早口でがなるようにこちらの発言に被せてくるので、なんだかちょっと疲れました。

途中経過の連絡では、隣のアパートの同じ部屋番号の部屋に行ってみたけども住人がおらず、調査が長引きそうです、ということでした。

うーん、忙しい郵便局員さん達を引っ掻き回してるクレーマーみたいで、なんだかとても申し訳なくなって来た。

 

しっかし、別の部屋に間違って配送されてた場合でも、その部屋の人が郵便局に電話するなり、直接その宛先のポストに入れるなりしないんだろうか、と思ってしまったけど、それは希望的観測なんでしょうか…。

 

翌日、郵便局の方が直接訪ねてきて、もう片方のアパートの同じ部屋番号の部屋か、あるいは隣の部屋に投函したかもしれないとのことでした。そうでしょうね。

そういえば、隣のドアのお宅は半月前に引っ越したので今は無人なのでした。もし間違えて投函したのがその部屋なら、どこにも連絡が無いのは確かに頷けます。明日、不動産屋に連絡して確認して頂けるとのことでした。

さらにその翌日、郵便局から「不動産会社に電話したら、今忙しくて来週にならないと部屋を開けられないと言われたので、来週になる」と連絡が来ました。なにこれ、えらい時間かかってんね…。

 

 

 

調査結果の電話連絡がありました

結局、週明けの月曜日。郵便物を見つけたとの連絡が電話でありました。

配達員が現地にいるので、今から届けに行っても良いかと言われたので、よいですと答えてからすぐに配達員さんが来ました。

それで、届けられたのが、これ。

 

え、開封されてますけど…。

すみませんでした、という謝罪はあったものの、どこにあったのか、なぜ破れているのかの説明はありませんでした。

郵便局の方が破くはずはないと思いますので、となると受け取った人が間違って開けたのでしょう。ということは、隣の空き家ではなく、向かいの別アパートの同じ部屋番号に届けていたということでしょうかね。

その場で聞けば良かったんですけど、配達員さんは若いお兄さんですごい申し訳なさそうにしていたので止めました。

中身の商品自体は開封されていなかったのがせめてもの救いか…。

本来届くはずの日付から、実に12日かかってようやく手元に届いたのでした。

 

もしかして…

こうなると、他の郵便物に関しても、知らない内にもう片方のアパートに間違って配達されてたりするんじゃないか、といらない心配まで出てきます。

今回はネットショップで買った商品で追跡が出来たので気が付けましたけれども、これが別の郵便物だったらどうなっているか分からない……。

ドイツで荷物が届かないなんてのはまあよく聞く話ですが、日本でもこういうことがあるんだなぁ( ゚д゚) という、いい経験が出来たと思うことにしました。