さんさろ

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プロダクトエンジニアの雑記&技術、たまにドイツ

ホストファミリーと再会

朝食はパダ湖の畔でブュッフェ 2018/07/16

朝は、これまた町の中心地のレストランで朝食を予約していて、パダ湖のほとりで景色を眺めながら朝食を摂りました。ホントはコブレンツで、スーパーでチーズ買って食べようと思ってたのですが、ちょっと一人で食べるには多すぎて流石に無理かな…と思って諦めていたので、ブュッフェ形式の朝食でチーズをめいいっぱい食べたら、食べすぎました…笑

朝食をパラソルの下で摂るなんて、優雅だなぁ…!

 

その後は一旦大学に寄って、新しい建物を眺めたり、学食の周りをぐるっと回ってみたりしました。新しい建物がものすごく建っていて少し道に迷いそう…。

よく行った学食とか、学生用パブとか、大学の中を少しふらふら歩いて、ここにいる人達はみんな大学生なんだなぁ、とか。私も以前はこの中に居たんだなぁ、とか思いながら、ぼんやりと人の波を眺めたりしました。

そのあと街まで戻って、これまた町中を少しぶらぶらして、友人二人のお宅は昼過ぎまででお暇しました。

しかし、暑いですね。ドイツで涼しい夏を過ごす予定だったのですが!ミュンヘンで雨に降られた以降はほとんど雨も降らず、天気が良いのは助かるんですけれども、ちょっと天気が良すぎて暑いです……。折角のドイツの夏が…!

 

ホストファミリーと再会

14時にホストマザーと待ち合わせをしていたので、駅に行って、久しぶりの再会です。こっちは6年ぶりかな…?久しぶりだなあ!

いつまで居られるの?と聞かれ、「明日までお世話になります!」と言ったら「明日までなの?短すぎるわ!」と若干怒られた。いや、怒ってはないのでしょうけど、ドイツ人はたまに本気で怒ってるんだか、冗談なんだか分かんない時があるんだよなぁ……。

いやいや、長くお邪魔してるの悪いじゃないですか。と日本人的には思うのですけど、ホストマザーは「そんなの全然気にしないわよ!」と。ありがたい…!

家まで車で移動すると、家には大学生の長男が居て、久しぶりの再会で少し話しました。

始めて会った時、長男くんは9歳だったんですけど、今年で21歳になっていて、もう立派なドイツの青年です。でかいw 背が高いのもですけど、体が大きい。そもそも規格が違う。さすがドイツ人。そうなるんだなぁ。

 

休憩がてらケーキを食べながら、持って行ったお土産を渡そうとしたら、「そんなこと(=お土産を準備していくこと)したらいけないのよ!」ってやっぱりまた怒られた( ´∀`) (Du darfst das nicht machen! :しなくてよい、ではなく、してはいけない、と言われる笑)

こう言われるのは実はもう結構お約束になっていて、お家にお邪魔してお土産を見せる度に毎回こう言われます。最初はホストマザーのその言葉に怯んでいましたが、最近は「これは私がしたかったんです!」って言い返せるようになりました笑

んで、「お土産持って行こうと思ってた時、多分あなたにそう言われるだろうと思ったんだよね」ってホストマザーに言ったら、横で見ていた長男がめっちゃ笑ってたw

ホストマザーもお土産を見せた時にはまず最初に怒るんですけれど、でも次にはにっこりと笑って、「ありがとう。とても大切にするわ」って言って受け取ってくれて、お土産をひとつずつ開けては「ありがとう、素敵だわ」ってその度に褒めてくれるですねぇ。

いやー愛しいなぁ、この家族。

 

以前よく行った散歩コースを辿る

その後は、以前よく行った近くのお城まで散歩に行ったり、犬と一緒に散歩がてら、近くをぐるりと周ってみたり。

近くのお城まで行く時には車で行ったんですが、なんか新しく車を買ったとのことで、その車で行きました。

それはいいんですが、その車がアメリカのマスタング?の古〜い車のようで、確かに見た目が昔のハリウッド映画?にでも出てきそうな古い車でした。好きだよね…。

このお宅のお母さんもお父さんも教育熱心で「街にタバコの吸い殻捨てるなんて」とか「野菜食べないからドイツ人は不健康なんだ」とか「パソコンは程々にしなさい」とかよく言ってるのに、二人ともハーレーダビッドソンに乗っていて、お母さんはこんな車乗り回りちゃうし、その温度差に「(・・? 」ってよくなります。もちろん入れ墨もしている。(最も、ドイツ人は入れ墨をしている人はとても多いですが)。

なんというか、型にハマっていない。実に興味深い笑

 

夜はドイツ式バーベキュー

夜はドイツ式のバーベキューを食べて、最近の家族の話などを聞きました。ドイツのバーベキューは(全部ではないと思いますが、その多くが)“肉のみ”です。焼いた肉やソーセージを、パンに挟んで食べる。

最初見た時はだいぶ斬新だなぁと思いました。

焼くのはパパの仕事で、パパが熱い熱いと言いながら鳥・豚・牛の肉と、でっかいソーセージを焼いてくれました。

 

肉が焼けたら席に移動して、パンに挟んで食べます。既にしっかり肉には味が付いてるのに、更にケチャップを大量にかけるドイツ人。味……付いてる、のに……。

 -> 私はケチャップつけません。

面白かったのが、食卓を囲みながら、お父さんがめっちゃ笑いながらお茶目にジョークを飛ばす(私も意味はよく理解出来ない)んですけど、周りはそれを聞いても「………(・_・)」って感じですごい白けてて、理解出来てない私が首を傾げていると、末っ子が「どうでもいい冗談だから気にしないで (・_・) 」って言ってくれたり、なんだかホント面白い家族になったよね。あのちびっこ達がみんなもう大人だもんね…。3歳だった末っ子がもう15ですからね…!

そのあとは夜遅くまでホストマザーと話をしました。

ホストマザーは去年、一昨年と巡礼をしたらしく、一昨年は33日で1000キロ近くを徒歩で踏破したそうです。いやーアグレッシブだなぁホント。私には絶対無理……。

 

部屋や内装が変わっていても、以前と変わらず迎えてくれる家族があるって素敵ですね。