さんさろ

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プロダクトエンジニアの雑記&技術、たまにドイツ

ライン上り

ライン川クルーズ 2018/07/18

朝ホテルをチェックアウトして、カウンターでタクシーをお願いしました。

ドイツに来てから全体で700ユーロくらい現金をATMで下ろしていたのに、現金がまだ500ユーロは余っていて、これじゃあ帰るまでに使い切れないぞ?と思い、この日からホテル代も現金払いにしました。(このホテルではチェックアウト時に支払いでした)。

ホテルの前にはタクシー停車場があって、5分程待つとタクシーが来ました。

行き先を告げて、10分もせずに、KD のチケット売り場に到着します。

 

船は既に船着き場に居ました。出発時刻の30分以上前には着いたのですが、チケット売り場は混んでいて、長蛇の列です汗

  

流石に外国人多いですね。(私もその一人)。

朝9時発なのですが、8時35分くらいに窓口のお姉さんが来て、列をさばき始めました。今回のライン上りは、KD というライン川クルーズなどをやってる会社のクルーズで、コブレンツからオーバーヴェーゼルの4時間ほどのクルーズで、基本は大体36ユーロです。

ジャーマンレイルパスがあると少し安くなりますので、今回は30ユーロちょいで購入出来ました。

www.k-d.com

チケットを買って、大きいスーツケースを押して乗り込んで、クロークを探しました。今回の KD でのライン川クルーズは2回目なのですが、前回はクロークあったと記憶していましたがクロークは無くて、通りかかったレストランの店員さんが、スーツケースを置いておけるテーブル下のスペースを教えてくれました。

 

出発!

出発時間の9時を過ぎてもチケット売り場にはまだ少し人が並んでいて、それが全てはけてから若干遅れての出発です。

今回は南に向かって川を遡るので、ライン下りならぬ、「ライン上り」です。

 

雲ひとつ無い快晴です。素晴らしい。でもちょっといい天気過ぎて日向に居るのはしんどい暑さでした。

 

 

 

 

丘の上にそびえるお城や、川沿いの街など、綺麗な街を横目に船は進んで行きます。

途中で街や城が見えると船内放送が流れて、ドイツ語と英語で説明をしてくれます。ツアーで中国人が乗っている時は中国語を流し、イタリア人が乗っている時にはイタリア語を流していたので、中々サービスが行き届いてますね。

学校や会社が夏休みシーズンということもあり、乗客がとても多かったです。

 

おそらく小学校の課外授業か休み中の小旅行なのか、生徒の集団が乗っては次の停船場で降りていく、というのを3回は見ました。

 

お昼も船内で

13時前には船を降りる予定でしたので、少し早めに11時ごろに船内のレストランに入って、昼食です。

 

ここのビールは Schöfferhofer(シェッファーホーファー)でした。500ml しかなかったので、しまったな、Kölsch(ケルシュ)にしとくんだったと思いました。ケルシュは200ml なのです。シェッファーホーファーはフランクフルトの白ビールなので、どうせまたフランクフルトで間違いなく飲みますし。まあいいや。

店内が居心地が良かったので、アイスも食べたりして。

これ、絶対ドイツ来てから5kg は太ってますねー、毎度のことですけれども。いいんです、どうせ日本に帰って普通の生活すると5kg 減るので。(今回もそうだと思いたい…)

 

そういえば、店員さんの一人が日本大好きなおじさまで、廊下で見かけたりする度に「コンニチハ」と声をかけてくれました。日本にも何度も行っていて、いろんな所を見て回ったのだとか。「Nice to meet you.」と何度も言ってくれました。

 

ローレライ

さて、アイスも食べてのんびりしていると、おそらく私の親世代では有名なローレライが見えてきました。

最初に見えるのは銅像?で、中洲のような所に、女性の銅像があります。

1回目にライン上りをした時には、銅像はてっきり岸壁の上にあるのだと思っていたのですが、実はローレライ銅像は船からも良く見やすい場所にあるのです。(写真は、レストランのある屋内から写真を撮ったので、若干反射しています……)。

 

そして、こっちが岩山の方です。裾野には「LORELEY」と書いてあり、この辺を通過する際に船内にはローレライの曲が流れていました。

実はローレライの曲って良く知らないので、この機会にちょっと勉強してみようかな、と思ったり。

  -> ローレライを上流側から見た所

 

余談ですが、写真の日傘さしていたおばさまは周りの人から「何で傘さしてるのw」「だって日差しが強いものw」と可愛らしくからかわれてました。ドイツは日傘の文化、無いですよねぇ。

 

オーバーヴェーゼルで下船

ローレライを過ぎるとすぐに次の停船場のオーバーヴェーゼルです。

日本大好きな店員さんにお別れを言って、スーツケースを転がしながら下船します。そこから、オーバーヴェーゼルの鉄道駅へ。

日本好きの店員さんに「どこで降りるの?」と聞かれて「オーバーヴェーゼルです」と言うと、「オーバーヴェーゼル?何もないじゃない」と言われました(コブレンツ発でライン上りをしますと言うと、大概リューデスハイムまで?と聞かれます。いえ、まあね、有名な観光名所ですからね、分かりますけれど)けど、そんなことないですよ、オーバーヴェーゼルは確かに閑静な街ですが、ここも綺麗な街で、私は好きですよ。

一度ここの古城ホテルに泊まってみたいんですよねぇ。素晴らしく良いお値段しますけれども。

 

鉄道駅に着いて、予定通りにフランクフルト行きの電車に乗り込みます。

駅の発券機の時間が1時間遅れていて(おそらく冬時間のままなのかな…?)、電車運行情報を確認出来ませんでしたけど、時刻表どおりに電車が来たので良かったです。

 

フランクフルト到着。ホテルは…

乗車した電車は、さっきまで乗っていた船をあっという間に追い越して、1時間半くらいでフランクフルト中央駅に帰ってきました。

今回もホテルは東横インです笑

一旦チェックインして、街にお土産を買いに出ます。ショッピングの帰りがけに、別に好きでも美味しいわけでもない(<- 失礼)んですけど、なんとなく食べたくなってしまうアジア系のお店によって夕飯をゲット。

 

「Teriyaki」と名の付いた、「アジアの焼きヌードル」の料理です。ドイツで Teriyaki と名のついた料理をたまに見かけるのですが、食べてみると「……てりやきってなんだっけ (・∀・)」といつも思ってしまう不思議。

どうでもいいのですけど、この形のパッケージの麺料理?が、海外のドラマなどを見ていると良く出てくるので、多分それで「また食べたいなぁ」と思ったのだと思います。

味は、うん、まあ。以前食べた時よりは美味しい気がしました。