ドイツ旅行まとめ
ドイツ旅行を振り返って。
ちょっと今更ですが、またドイツ旅行する時に自分で注意するために、メモしておきます。
持ち物系
以前の記事で、夏にドイツ旅行する際の必需品を書いたのですが、それに書いていなくて持ってきてよかったものや、逆にいらなかったものなど。
持ってきてよかったもの
必需品に書いていないもので、持ってきてよかったもの。
1.スリッパ、2.ドライヤー
いらないかなーと思っていましたが、置いてないホテルが意外とあって、一応持ってきておいて正解でした。
東横インですらスリッパはありませんでした。
3.濡れティッシュ
あって大正解。私は基本的に食卓には常に濡れ布巾を常備する人間なので、殊更そうなのだと思いますけれども。(ドイツのレストランはお手拭きなどは出てこない)。
あったらとても助かります。
持ってきたけど使わなかったもの
1.変圧器
一度も使わなかったなぁ。重かったのに…。持ってきた電子機器(パソコン、コンデジの充電器、ドライヤーのみ。携帯はPCにつないで充電した)は軒並み220〜240Vに対応していたので、必要ありませんでした。プラグの変換器2つで十分。次回は持ってこないようにしよう…。
2.ダウンジャケット
うーん、これは多分今夏だけでしょう。普段だったらやっぱり使うチャンスはあったかと。
3.T/C(トラベラーズチェック)
これは、まあ、やはりというべきか。そろそろこのドル建てのT/Cはユーロに替えておこうかな……。いつまでたっても使いやしない。
帰ってきてから日本円に換えました。
持ってきた方がよかったもの
1.シャンプーINトリートメント的な
持ってくるの重いし嫌なのですが、今回こちらのを買って、髪がキシキシしてしんどい(ドイツの人は髪質が日本と違う…)ので、やっぱり日本の持ってくるべきだったな、と思いました。帰る際は捨てていけばいいわけですから。
ドイツに住んでいた頃と同じ銘柄を選んだのですが、今回買ったのは3IN 1 というやつで全て入っているやつだったので……以前はちゃんとシャンプーとトリートメントは別れていましたから、問題ありませんでしたけれども。
2.小さな袋
キッチン袋の小さいやつをたくさん持ってきておけばよかったと思いました。
例えば、食べ残したパンを入れておくのとか、さくらんぼの種を入れるため(笑)とか、ちょっとしたゴミを入れておくのとか。
今回は果物スタンドで買った時にもらうビニール袋を取っておいて使いましたが、ドイツは結構ビニール袋くれないこと多いですので、あると便利かと思います。
ホテル系
駅チカよりも、町中に!
今回バンベルクは駅チカに宿を取りましたが、中心地まで基本15分程歩く必要がありました。重たい水のペットボトルを持って帰ったり、夕食を買って帰ったりするのに意外と不便だったので、ホテルは駅チカよりも、中心地(=観光するスポットの近く)が吉のようです。
古いホテルは難アリ?
今回泊まった伝統のある古いホテルは、建物が古かったり、床が傾いていたり(笑)、机にマッチしていない椅子が置いてあって座りずらかったり、意外に過ごしずらかったです。
鍵も昔ながらの鍵の形をした普通の鍵で、これが結構重くて持ち歩きたい感じではなく、いちいちフロントに預けるのが意外と手間でした。フロントに人が居ない時や、誰か別のお客がいて対応中などは、中々預けたり受け取ったりが出来ませんし(地元の人と交流を持つという意味ではいいかもしれませんが)。
それに、日本でも廊下の声が聞こえて来るのはありますが、このホテルは隣の部屋の音が結構聞こえて、夜中に隣室の人のいびきで目が覚めました。
ここにはもう泊まらないですね。(今回のホテルの中では一番高かったのに!)
ビジネスホテルライクのホテルは、味も何もあったものじゃないですが、しかし機能的で、ベッドも大きく、設備も使いやすかった。
鍵もカードキーで、持ち歩くのも苦ではありません。
趣を重視して泊まるならば思い切って古城ホテルなどのとびきり良いホテルに泊まって、他は基本普通のホテルでいいような気がします。値段も安いですし。
日本のホテルには必ずあるものがありません
例えば、箱ティッシュ。ドイツの人ってあんまり箱ティッシュ使わないのでしょうか。あんまり見ませんね。(東横インにはありました笑)
あとはスリッパ。ドライヤーが無いホテルもあります。
冷蔵庫もありません。(これも東横インだけはありました)
金庫はどのホテルにもありました。
クーラーは基本無いと思っていいと思います。
設備はしっかり確認するべきだなぁ、と今回思いました。
電車系
これはいつもの事ですが、なるべく乗り継ぎ回数が少なく、乗り継ぎ時間が長いものを選ぶのが吉です。
乗り継ぎを失敗することも予め考慮して、特に長距離の場合は、移動は午前から始める方がいいと思います。
ICEだと大きな荷物を置く棚もあり、Wi-Fiもあり、席も広くクーラーもちゃんと効いていて快適なので、出来るだけICEを使うプランを立てたいものです。
町中を歩く際
ドイツの街は、石畳になっている箇所が結構あります。特に大きな転がすスーツケースを持っている場合、でこぼこの石畳の上を転がすのは中々骨が折れる大仕事です。
(スーツケースのローラーが壊れることもあります。以前一度石畳で壊しました)。
これで道に迷ったりすると悲惨です。
特に駅とホテルの移動などは、躊躇わずにタクシーを使いたい所です。
水
ドイツの水道水は硬水です。硬水に慣れていないとお腹を壊すかも…と思って、律儀に毎回スーパーやドラッグストアで水を買っていたんですけれども。
……ホテルの水道水で全然大丈夫でした。
※個人差あると思います。あくまで個人の感想です。
水買って運ぶのが中々骨なので、一人旅をする時は別に律儀に水を買わなくてもいいかな…と思ったりもしました。
(ただし、結構いろんなものを食べたり飲んだりしてるため、毎日胃薬を飲んでいて、それで大丈夫なだけかもしれないですが)。
検討事項
これは迷いました。
いつもなら、ドイツに来てからSIMカードを買って携帯を使えるようにしておくのですが、どうやら外国人向けにはSIMカードの販売とアクティベーション(=使い始める手続き)が厳しくなっているようです。
おそらく移民対策なのだと思いますが、その手続に何時間も時間を取られるのが嫌で、今回はSIMカードは買わないつもりでした。けれどそうするともちろん携帯も持てず、知り合いと直前の連絡が取れずに結構困ります。
日本で貸出している携帯Wi-Fiを持っていこうか迷って、しかし13日で1万7千円前後と中々に良いお値段でしたので、今回は持ってこずにどこまで出来るかやってみようと思っていました。
結果は、「不便だけれども、なんとかなった」です。
ホテルは基本 Wi-Fi が使えましたので、連絡はおおよそ前日までに済ませておけば一応なんとかなります。けれど、やはり人と待ち合わせる際に無いと、電車が遅れるから到着が遅れる、などの連絡がとりずらくて、結構やきもきしました。とっても久しぶりに公衆電話にお世話になりました。
あとは、地図を見ながら移動ということが出来ないので、予め全ての経路を調べておく必要があります。昔はそうだったのでしょうが、文明の利器に慣れすぎた弊害がこんな所にも…。生活の質が落とせないのって、本当にそうだなとこんな所で実感します。
うーん、これについてはもう少し検討の余地があるかもしれません。
お金のこと
ずばり、今回のドイツ一人旅で使ったお金です。
11泊13日。ユーロは 130円/1ユーロ計算。
- 飛行機代 14万5千円
- ホテル代 577ユーロ(7万5千円 / 基本素泊まり)
- 鉄道(GRP代) 230ユーロ(2万9千900円)
- その他諸々 545ユーロ(7万1千円)
合計 32万900円
でした。
……あれ、思ったよりも安上がりだった。知人宅に2泊させてもらってるので、その宿代は浮いてますが、それ以外は別に節約もしてないんですけれども。
もっとどんどんタクシー使えばよかったな。
ホテル代は、本当はユースホステルとか使ってもう少し安くあげる予定だったのですが、なんとユースがどこもいっぱいでw 夏休みシーズンなので、おそらく学校が使ってたり、普通に旅行者でいっぱいだったりしたのだと思います。結局普通のホテルを取りました。
その他諸々にはご飯代とか、近距離の電車代とか、お土産代(130ユーロくらい)とか、道端の大道芸人にあげたチップとかも含まれてます。
動いた現金だけ見るなら、飛行機代やホテル代、鉄道のジャーマンレイルパスなどは事前に購入しているし、ホテル代も基本クレジットカード払いですので、545ユーロ(7万850円)くらいですか。
10万行かなかったのかぁ。
全部で30万ちょいなら、毎年行ける……気がする……ww