MacOSで無料Wi-Fiを使う方法@ドイツ・フランクフルト空港
ドイツ・フランクフルト空港には無料 Wi-Fi があります
2018年7月20日現在、フランクフルト空港には無料で無制限使える Wi-Fi があります。以前は時間などの制限があったようですが、今は制限はありません。
速度は、私のMacBookAir では若干遅い気もします(もちろん環境や時間帯などに依存すると思います)が、許容範囲でした。(すみません、スピード測るの忘れてました)。この記事を書くために写真をアップしたりもしましたが、我慢出来ない遅さではありませんでした。
接続方法も大したことありませんが、ちょっとメモ程度に残しておきます。
1.ホットスポット名は「Airport-Frankfurt」
捻りも何も無いのでメモの必要も無い気がしてきましたが。
フランクフルト空港内に居ると、Wi-Fi 一覧にフランクフルト空港のホットスポット名が出てきます。
2.新規登録か、登録済みかを選択
「Airport-Frankfurt」を選択すると、ポップアップで以下のような画面が現れます。接続完了するまで他のウィンドウの前に表示されるので結構邪魔です。
下へスクロースしていくと、
- 新しく登録するか
- すでに登録済みか
を選択出来ます。
英語なので分かりやすいかと思います。
はじめての場合は上の「Register」を選択。既に登録している方は下の「I'm already registered.」を選択します。
3.性別、名前、メールアドレス、国籍を入力
必須入力項目は
- メールアドレス
- (一番下にある)同意項目のチェックボックス
です。最低この2つを入力・チェックして、「Next」を選択します。
4.メールアドレス表示画面から「Go online」をクリック
うまく行くと、登録したメールアドレスが書かれた画面が表示されます。
この画面で「Go online」ボタンをクリックします。
登録したメールアドレス宛には「Confirmしてください!」メールが来ますが、Confirm しなくても Wi-Fi には繋げました。
Confirm する場合は、メール本文中の「Confirm registration」から行います。
5.完了ボタンをクリック
完了画面が表示されますので、ここでウィンドウ右下の「完了」ボタンを押すと、ウィンドウが閉じて無事ネットに接続完了です。
既に登録している場合
既に登録している場合は手順2で「I'm already registered.」を選択すると、メールアドレス入力画面が出てきます。
この画面でメールアドレスを入力して進むと、手順4に戻ってきます。
iOSでもほとんど同じ挙動でした
iOS 10.3.3 でも MacOS と同じ挙動をしました。
ただ、最初接続する時に手順2に行くまでに少し時間がかかりましたし、一度スリープにして復帰すると繋がりにくい事が何度もあったので、少なくとも iOS のスマホはちょっと繋がりにくいのかも…?
次回行く時まで手順が同じかは分かりませんが。
ドイツ国内のホテルや町中に飛んでるフリー Wi-Fi を使う際にも似た手順で行うことが多かった(メールアドレスの登録が必要無い所もありました)ので、参考に覚えておきたいものです。
お土産調達
お土産買います 2018/07/19
帰国まであと1日、フランクフルトでのなか日はハイデルベルクに行こうかと思っていたのですが、もうあんまり歩きたくなくてやめました…。
今日はフランクフルトで1日、お土産を買うショッピングデイです。フランクフルトは以前近くの街に住んでいましたので、馴染みのある街です。朝はのんびり起きて、お土産を買うために街に出かけます。
中心部のショッピングストリートは「Zeil(ツァイル)」と言って、歩行者天国の大通りにモールから小さなお店まで店舗がずらりと並んでいます。
ここへ行くには Hauptwache (ハウプトヴァッヘ)という地下鉄駅で降りるとちょうど ツァイルの真ん中だし地下から Kaufhof (カウフホーフ)というデパートへ直接入れるので、ここを使います。
が、以前は Sバーンで2駅だったと思ったのですが、どうやら今は Sバーンでは Hauptwache(ハウプトヴァッヘ)に停まらないらしい。U バーン(=地下鉄)で乗り継いでいかなければいけませんでした。
工事中かな…?
Klein Markthalle(小さなマーケットホール)
ここは一年中マーケットをやっている所で、フランクフルトの町中にあるのですが、野菜や果物やチーズや肉やパンや魚や、いろんなものが売っています。
-> 上から見た図。たくさんのお店がホール内にある。
冷やかしながら見て回り、お土産を一つゲット。
地元の人もよく買いに来るマーケットで、ここはなんだかドイツの生活を感じることが出来るので、見て回るの好きなんですよねぇ。
お昼をパン屋で食べた後は、フランクフルトに来たんだから見ておかないと…と、やっぱりレーマー広場に寄りました。
あとは Kaufhof (カウフホーフ)というデパートのような所でお土産を買いつつ。
チョコレートはいらない、と言われたのに、やっぱり買ってしまうんだなぁ……。
あと、刃物やキッチン用品を取り扱っているお店に寄って、何か買おうと物色。お土産がチーズだけではさすがにちょっとさみしいかな…と思い。
店の中はフリーWi-Fi があったので、母に電話して何がほしい?と尋ねることが出来ました。結局自分用の爪切りと、父に爪とぎ、母にピーラーを買って帰ることに。
夕飯は結局バイアリッシュで
夕飯は、ホテルから徒歩3分の地元のお店にしようと目星をつけて少し早めに行ったのですが、なんと夏休み中でお休みでした。
ドイツ中結構いろんな所でそうでしたが、このシーズンは夏休みシーズンで、閉まってるお店多いですね…。
結局候補に上がっていたお店に行こうかと川沿いに歩きますが、ドイツ最終日に食べたかったイェーガーシュニッツェルがどこも置いてない!
ので、結局馴染みのミュンヘンビールを置いてあるお店に行くのでした。
3分の予定を結局30分歩くんだなぁ…。これなら最初から地下鉄で来るんでした。せっかく1日チケット買ったのにあんまり使ってない!
大好きなイェーガーシュニッツェルも食べ納めです。実はバンベルクで食べたイェーガーシュニッツェルが全然美味しく無かったので、リベンジしたいと思っていました。
ここのは間違いないの知ってましたので、もうそれは大満足です(店員さんは相変わらずの塩対応ですが!)。
あれ、なんか今日はあんまり書くことないなぁ…。ショッピングデイでしたので……。
明日はついに、帰国の日です。
と言っても、飛行機が20時近いので、16時くらいまでは街でぶらぶらしていることになるかとは思います。空港に行って夕飯食べる感じになるのかな。
あーー面白かったなぁ、ドイツ!
また来ます!
ライン上り
ライン川クルーズ 2018/07/18
朝ホテルをチェックアウトして、カウンターでタクシーをお願いしました。
ドイツに来てから全体で700ユーロくらい現金をATMで下ろしていたのに、現金がまだ500ユーロは余っていて、これじゃあ帰るまでに使い切れないぞ?と思い、この日からホテル代も現金払いにしました。(このホテルではチェックアウト時に支払いでした)。
ホテルの前にはタクシー停車場があって、5分程待つとタクシーが来ました。
行き先を告げて、10分もせずに、KD のチケット売り場に到着します。
船は既に船着き場に居ました。出発時刻の30分以上前には着いたのですが、チケット売り場は混んでいて、長蛇の列です汗
流石に外国人多いですね。(私もその一人)。
朝9時発なのですが、8時35分くらいに窓口のお姉さんが来て、列をさばき始めました。今回のライン上りは、KD というライン川クルーズなどをやってる会社のクルーズで、コブレンツからオーバーヴェーゼルの4時間ほどのクルーズで、基本は大体36ユーロです。
ジャーマンレイルパスがあると少し安くなりますので、今回は30ユーロちょいで購入出来ました。
チケットを買って、大きいスーツケースを押して乗り込んで、クロークを探しました。今回の KD でのライン川クルーズは2回目なのですが、前回はクロークあったと記憶していましたがクロークは無くて、通りかかったレストランの店員さんが、スーツケースを置いておけるテーブル下のスペースを教えてくれました。
出発!
出発時間の9時を過ぎてもチケット売り場にはまだ少し人が並んでいて、それが全てはけてから若干遅れての出発です。
今回は南に向かって川を遡るので、ライン下りならぬ、「ライン上り」です。
雲ひとつ無い快晴です。素晴らしい。でもちょっといい天気過ぎて日向に居るのはしんどい暑さでした。
丘の上にそびえるお城や、川沿いの街など、綺麗な街を横目に船は進んで行きます。
途中で街や城が見えると船内放送が流れて、ドイツ語と英語で説明をしてくれます。ツアーで中国人が乗っている時は中国語を流し、イタリア人が乗っている時にはイタリア語を流していたので、中々サービスが行き届いてますね。
学校や会社が夏休みシーズンということもあり、乗客がとても多かったです。
おそらく小学校の課外授業か休み中の小旅行なのか、生徒の集団が乗っては次の停船場で降りていく、というのを3回は見ました。
お昼も船内で
13時前には船を降りる予定でしたので、少し早めに11時ごろに船内のレストランに入って、昼食です。
ここのビールは Schöfferhofer(シェッファーホーファー)でした。500ml しかなかったので、しまったな、Kölsch(ケルシュ)にしとくんだったと思いました。ケルシュは200ml なのです。シェッファーホーファーはフランクフルトの白ビールなので、どうせまたフランクフルトで間違いなく飲みますし。まあいいや。
店内が居心地が良かったので、アイスも食べたりして。
これ、絶対ドイツ来てから5kg は太ってますねー、毎度のことですけれども。いいんです、どうせ日本に帰って普通の生活すると5kg 減るので。(今回もそうだと思いたい…)
そういえば、店員さんの一人が日本大好きなおじさまで、廊下で見かけたりする度に「コンニチハ」と声をかけてくれました。日本にも何度も行っていて、いろんな所を見て回ったのだとか。「Nice to meet you.」と何度も言ってくれました。
ローレライ!
さて、アイスも食べてのんびりしていると、おそらく私の親世代では有名なローレライが見えてきました。
最初に見えるのは銅像?で、中洲のような所に、女性の銅像があります。
1回目にライン上りをした時には、銅像はてっきり岸壁の上にあるのだと思っていたのですが、実はローレライの銅像は船からも良く見やすい場所にあるのです。(写真は、レストランのある屋内から写真を撮ったので、若干反射しています……)。
そして、こっちが岩山の方です。裾野には「LORELEY」と書いてあり、この辺を通過する際に船内にはローレライの曲が流れていました。
実はローレライの曲って良く知らないので、この機会にちょっと勉強してみようかな、と思ったり。
-> ローレライを上流側から見た所
余談ですが、写真の日傘さしていたおばさまは周りの人から「何で傘さしてるのw」「だって日差しが強いものw」と可愛らしくからかわれてました。ドイツは日傘の文化、無いですよねぇ。
オーバーヴェーゼルで下船
ローレライを過ぎるとすぐに次の停船場のオーバーヴェーゼルです。
日本大好きな店員さんにお別れを言って、スーツケースを転がしながら下船します。そこから、オーバーヴェーゼルの鉄道駅へ。
日本好きの店員さんに「どこで降りるの?」と聞かれて「オーバーヴェーゼルです」と言うと、「オーバーヴェーゼル?何もないじゃない」と言われました(コブレンツ発でライン上りをしますと言うと、大概リューデスハイムまで?と聞かれます。いえ、まあね、有名な観光名所ですからね、分かりますけれど)けど、そんなことないですよ、オーバーヴェーゼルは確かに閑静な街ですが、ここも綺麗な街で、私は好きですよ。
一度ここの古城ホテルに泊まってみたいんですよねぇ。素晴らしく良いお値段しますけれども。
鉄道駅に着いて、予定通りにフランクフルト行きの電車に乗り込みます。
駅の発券機の時間が1時間遅れていて(おそらく冬時間のままなのかな…?)、電車運行情報を確認出来ませんでしたけど、時刻表どおりに電車が来たので良かったです。
フランクフルト到着。ホテルは…
乗車した電車は、さっきまで乗っていた船をあっという間に追い越して、1時間半くらいでフランクフルト中央駅に帰ってきました。
今回もホテルは東横インです笑
一旦チェックインして、街にお土産を買いに出ます。ショッピングの帰りがけに、別に好きでも美味しいわけでもない(<- 失礼)んですけど、なんとなく食べたくなってしまうアジア系のお店によって夕飯をゲット。
「Teriyaki」と名の付いた、「アジアの焼きヌードル」の料理です。ドイツで Teriyaki と名のついた料理をたまに見かけるのですが、食べてみると「……てりやきってなんだっけ (・∀・)」といつも思ってしまう不思議。
どうでもいいのですけど、この形のパッケージの麺料理?が、海外のドラマなどを見ていると良く出てくるので、多分それで「また食べたいなぁ」と思ったのだと思います。
味は、うん、まあ。以前食べた時よりは美味しい気がしました。
コブレンツへ移動
ホストファミリーとお別れ 2018/07/17
今日は朝起きるてダイニングに行くと既に朝食の準備がバッチリ出来ていて、今日も今日とてドイツ式の朝食をもりもり食べました。
ホストマザーは早起きで、7時前には起きて犬の散歩したり家の事をしていたりしたとのこと。起きるの早いw
朝食後は再び犬の散歩をしつつ、家の近くを散歩しました。
家の近くにはクリスマスツリー用のモミの木を植えている場所があって、いろんな大きさのモミの木が植わっています。クリスマスシーズンになると刈り取られて行くのだとか。ホストファミリーはここでクリスマスツリーを直接買うらしい。
日本は家も小さいし、本物のクリスマスツリーなんて置かないんだよねぇとか言いつつ、この小さいのなら飾れるんじゃない、なんて他愛の無い話をしつつ、よく散歩した道を歩きます。
そういえば、ホストマザー以外は野菜をほとんど食べないらしく、困ったわといつも言っています。が、今回「好き嫌いあるのは良いと思うのよ」と言っていて、なんでだろ?と思っていたら、「だって、もし全ての人がトマトが好きだったら、一体どれだけのトマトを生産しなくちゃいけないの?ちょっと現実的じゃないわよね」とのこと。なるほど、その発想はなかった…。
12時の電車に乗る予定でしたので、少し休憩したら荷物をまとめて駅へ向かいます。途中でさくらんぼを買いたくてスーパーマーケットに寄ったのですが、ホストマザーは「他の果物はいらない?」「お菓子は?」「熊グミは?」「パンはいらないの?」「ガムは?」「飲み物持った?」ともう十分色々持ってるよwと言っても、どうしても何か買ってくれようとして、大丈夫だよ〜と言うのが大変でしたw
ケーキなどを食べる時もそうですが、私から(おそらく多くの日本人から見たら)1片が十分大きくても、「そんなに小さいの1個で良いの?好きなだけ食べていいのよ?」と勧めてくれます。
1個でお腹いっぱいですよ〜と言うのですが、遠慮しないで!と言ってくれます。
してないよ!本当に1個で十分なんだよ…!
多分子どもたちみんな男の子で、旦那さんも大柄でたくさん食べるので、周りが3つ4つぱくぱく食べてるのに、私が1つをちみちみ食べてるのが「少なすぎる」→「何か遠慮してるのでは?」と思ったりするのでしょうか笑
なんとかさくらんぼだけをゲットして、駅に到着です。
ドイツは改札がないので、駅のホームでホストマザーとおしゃべりをして時間を潰しつつ、「また絶対来るよ!」と言って、ホストマザーともお別れしました。
コブレンツへ移動
今回は乗り継ぎも1回で、時間も15分あって、電車の遅れはありましたが、乗り継ぎの電車が着くホームも同じだったので、楽々と乗り継ぎ出来ました。
駅からホテルは徒歩で20分程ですが、でかいスーツケースで石畳の上を歩くのはかなり骨なので、タクシーで向かいました。意外に道のり長く感じて、タクシーで正解だった……。
ホテルは日本で言う所のビジネスホテルっぽいところで、清潔で広くて好感が持てました。ただし、ドイツはクーラーが無いホテルも多く(普通のホテルは多分無い)、この暑いのにクーラー無いとか…という感じで窓を開けるのですが、表は大通りで煩いのなんの。窓閉めるとそこそこ静かなんですけどね。クーラーください。
ちなみに、泊まったホテルの中でクーラーがあったのは、フランクフルトの東横インだけでした笑 ミュンヘンには扇風機置いてありましたけれど。あとのホテルにはクーラーどころか扇風機も無い。
基本的にドイツの夏は涼しいので必要ないのだと思いますが、今年は当てはまらないようデス…!
荷物整えた跡は、一旦スーパーまで水を買いに行き、その後街にご飯を食べに行きました。
夕飯は古き良きドイツレストランで
白ビールは見たことない銘柄だったなぁ。Benediktiner(ベネディクティーナー)と言うらしい。
お店の雰囲気もよくて、ついつい長居してしまいました。観光客も多いのでしょう、外国人と見るや、英語で話しかけてくれるのですが、その度にドイツ語で返して「(……なんかすみません(´・ω・`))」という感じです。
帰りにミルクシェイクを買って飲みつつ、ホテルに帰ります。
……段々1日の行動量が減ってきてますね。
ちゃんと睡眠をとって体調を整えるように注意しているのに、やっぱりこう連日観光でそろそろ疲れてきているようです。旅ってほんと体力大事だなぁ…。
余談
ドイツの街では、道にたまにこのようなプレートが埋め込まれているのを見かけます。
二次大戦中に、プレートのある場所に住んでいて、そしてゲットーや収容所に送られた人々の名前が刻まれています。
これはバンベルクで見つけたプレートですが、3名の方がここに住んでいて、1941 年にリガに移送され、殺害された、と書いてあります。
パダボーンにも、空襲の際に街に投下された爆弾の欠片が教会にそのまま遺されていたりして、ドイツもやはり、二次大戦の舞台であったのだなぁと感じる瞬間が間々あります。
こんなに綺麗な景色や町並みで、穏やかな人々が多い豊かな国でも、そういう凄惨な過去があったんだ、と時折思い返してみたり。
このブログで、戦争についての償いやその伝え方の、各国の違いを論じるつもりは毛頭ありません。ただドイツはかつて日本の同盟国であり、そして同じ敗戦国であったのだなぁ、となんだかぼんやりと思ったりして、静かにドイツの夜空を眺めたりするのでした。
ホストファミリーと再会
朝食はパダ湖の畔でブュッフェ 2018/07/16
朝は、これまた町の中心地のレストランで朝食を予約していて、パダ湖のほとりで景色を眺めながら朝食を摂りました。ホントはコブレンツで、スーパーでチーズ買って食べようと思ってたのですが、ちょっと一人で食べるには多すぎて流石に無理かな…と思って諦めていたので、ブュッフェ形式の朝食でチーズをめいいっぱい食べたら、食べすぎました…笑
朝食をパラソルの下で摂るなんて、優雅だなぁ…!
その後は一旦大学に寄って、新しい建物を眺めたり、学食の周りをぐるっと回ってみたりしました。新しい建物がものすごく建っていて少し道に迷いそう…。
よく行った学食とか、学生用パブとか、大学の中を少しふらふら歩いて、ここにいる人達はみんな大学生なんだなぁ、とか。私も以前はこの中に居たんだなぁ、とか思いながら、ぼんやりと人の波を眺めたりしました。
そのあと街まで戻って、これまた町中を少しぶらぶらして、友人二人のお宅は昼過ぎまででお暇しました。
しかし、暑いですね。ドイツで涼しい夏を過ごす予定だったのですが!ミュンヘンで雨に降られた以降はほとんど雨も降らず、天気が良いのは助かるんですけれども、ちょっと天気が良すぎて暑いです……。折角のドイツの夏が…!
ホストファミリーと再会
14時にホストマザーと待ち合わせをしていたので、駅に行って、久しぶりの再会です。こっちは6年ぶりかな…?久しぶりだなあ!
いつまで居られるの?と聞かれ、「明日までお世話になります!」と言ったら「明日までなの?短すぎるわ!」と若干怒られた。いや、怒ってはないのでしょうけど、ドイツ人はたまに本気で怒ってるんだか、冗談なんだか分かんない時があるんだよなぁ……。
いやいや、長くお邪魔してるの悪いじゃないですか。と日本人的には思うのですけど、ホストマザーは「そんなの全然気にしないわよ!」と。ありがたい…!
家まで車で移動すると、家には大学生の長男が居て、久しぶりの再会で少し話しました。
始めて会った時、長男くんは9歳だったんですけど、今年で21歳になっていて、もう立派なドイツの青年です。でかいw 背が高いのもですけど、体が大きい。そもそも規格が違う。さすがドイツ人。そうなるんだなぁ。
休憩がてらケーキを食べながら、持って行ったお土産を渡そうとしたら、「そんなこと(=お土産を準備していくこと)したらいけないのよ!」ってやっぱりまた怒られた( ´∀`) (Du darfst das nicht machen! :しなくてよい、ではなく、してはいけない、と言われる笑)
こう言われるのは実はもう結構お約束になっていて、お家にお邪魔してお土産を見せる度に毎回こう言われます。最初はホストマザーのその言葉に怯んでいましたが、最近は「これは私がしたかったんです!」って言い返せるようになりました笑
んで、「お土産持って行こうと思ってた時、多分あなたにそう言われるだろうと思ったんだよね」ってホストマザーに言ったら、横で見ていた長男がめっちゃ笑ってたw
ホストマザーもお土産を見せた時にはまず最初に怒るんですけれど、でも次にはにっこりと笑って、「ありがとう。とても大切にするわ」って言って受け取ってくれて、お土産をひとつずつ開けては「ありがとう、素敵だわ」ってその度に褒めてくれるですねぇ。
いやー愛しいなぁ、この家族。
以前よく行った散歩コースを辿る
その後は、以前よく行った近くのお城まで散歩に行ったり、犬と一緒に散歩がてら、近くをぐるりと周ってみたり。
近くのお城まで行く時には車で行ったんですが、なんか新しく車を買ったとのことで、その車で行きました。
それはいいんですが、その車がアメリカのマスタング?の古〜い車のようで、確かに見た目が昔のハリウッド映画?にでも出てきそうな古い車でした。好きだよね…。
このお宅のお母さんもお父さんも教育熱心で「街にタバコの吸い殻捨てるなんて」とか「野菜食べないからドイツ人は不健康なんだ」とか「パソコンは程々にしなさい」とかよく言ってるのに、二人ともハーレーダビッドソンに乗っていて、お母さんはこんな車乗り回りちゃうし、その温度差に「(・・? 」ってよくなります。もちろん入れ墨もしている。(最も、ドイツ人は入れ墨をしている人はとても多いですが)。
なんというか、型にハマっていない。実に興味深い笑
夜はドイツ式バーベキュー
夜はドイツ式のバーベキューを食べて、最近の家族の話などを聞きました。ドイツのバーベキューは(全部ではないと思いますが、その多くが)“肉のみ”です。焼いた肉やソーセージを、パンに挟んで食べる。
最初見た時はだいぶ斬新だなぁと思いました。
焼くのはパパの仕事で、パパが熱い熱いと言いながら鳥・豚・牛の肉と、でっかいソーセージを焼いてくれました。
肉が焼けたら席に移動して、パンに挟んで食べます。既にしっかり肉には味が付いてるのに、更にケチャップを大量にかけるドイツ人。味……付いてる、のに……。
-> 私はケチャップつけません。
面白かったのが、食卓を囲みながら、お父さんがめっちゃ笑いながらお茶目にジョークを飛ばす(私も意味はよく理解出来ない)んですけど、周りはそれを聞いても「………(・_・)」って感じですごい白けてて、理解出来てない私が首を傾げていると、末っ子が「どうでもいい冗談だから気にしないで (・_・) 」って言ってくれたり、なんだかホント面白い家族になったよね。あのちびっこ達がみんなもう大人だもんね…。3歳だった末っ子がもう15ですからね…!
そのあとは夜遅くまでホストマザーと話をしました。
ホストマザーは去年、一昨年と巡礼をしたらしく、一昨年は33日で1000キロ近くを徒歩で踏破したそうです。いやーアグレッシブだなぁホント。私には絶対無理……。
部屋や内装が変わっていても、以前と変わらず迎えてくれる家族があるって素敵ですね。
パダボーンへ移動
(知り合い宅に2泊して毎夜延々と話し込んでいてPCを開く時間がありませんでした…)
もう歩きたくなかった… 2018/07/14
6日目の土曜日は、余力があればヴュルツブルクまで行こうと思ってましたが、もう前日の山道で足が既に限界だったので、この日はちょっと近場に行くだけであとはホテルでのんびりすることにしました。
お昼を食べに近くのパン屋まで行ってサンドイッチを食べ、ついでにスーパーに寄ってまたさくらんぼを買い、ホテルでひたすら果物を食べてました。
時間毎に遠くから鐘の音が聞こえてきて、なんかいいなぁ、という感じ。
日曜日はパダボーンまで移動 2018/07/15
ドイツに来てからちょうど1週間目。
この日は、私が留学していた大学のあるパダボーンという大学街に移動です。事前に調べたらどうやら予定していた電車が運行しないという情報をキャッチ。
別のルートを走る電車に変更しました。
乗り継ぎ2回で、しかも1回は乗り継ぎ時間5分。「まあ、無理だろうな……(・∀・)」と思ってました。ドイツはいくらヨーロッパの中で時間どおりに電車が運行するとは言っても、やっぱり数分〜数十分の遅れは日常茶飯事。本当にこれは運に尽きる。ドイツの電車は前の電車遅れても待ってくれませんからね。
でも今回は運がいい。
1分の遅れはありましたが、4分で乗り継ぎが出来て、ICEに席も見つけられました。普通に無理だったら2時間くらい駅で待ちぼうけの予定でしたが、なんとかなったのでホッとしました。
2回目の乗り継ぎも14分の間があって、こちらも1分の遅れはありましたが難なく乗り継ぎ成功。いやー、毎回安心してこうだと良いんですけどね。
一人旅だし次に何も予定がなければ遅れても全然いいんですけど、今回は友達が駅で拾ってくれる予定になってましたので、何時に待ち合わせるかでやきもきしました。
久しぶりのパダボーン。懐かしいなぁ。2012年以来なので、6年ぶりでしょうか。
Göttingen から Paderborn まではローカル線に乗ったんですが、田舎の景色が広がっていてなんかほっとしました。やっぱり南となんか風景違うよなぁ。こっちはあんまりぶどう畑もありませんし。
時折電車が汽笛を鳴らすので何かと思ったら、踏切が…、いや、踏切に遮断器が無い。田舎だ……。
パダボーンに到着
駅に着くと、既に友達が待っていました。
ミリアムと言って、彼女は日本に留学していた友達で、私が留学していた後ろ半年にはドイツに戻ってきて色々お世話になりました。こちらも去年結婚して、今は旦那さんのフィリップと住んでいます。
街の中に部屋を持っていて、今回はそちらに泊めてもらう予定です。一旦部屋に寄って荷物を置いてから、歩いて5分くらいの街の中心地に繰り出します。
久しぶりにマルクト広場や街の教会を見て回りました。(暑いので途中でアイスを食べた)。旦那さんは以前は教会のミサの時に補助したりコーラス隊で歌を歌ったりする団体に居たそうで、教会についてえらい詳しかったです。
パダボーンというのはそもそも パダ川が生まれる所、という意味の名前だそうで、湧き水が湧いている所が中心地の至る所にあって、それが教会の下にもあるというので見に行きました。留学中にも見たことないぞ…!
あと、カール大帝が799年からパダボーンに居た時に住んでいた修道院跡が博物館になっていて、そこもちらりと見に行きました。
街の教会や広場や市庁舎はここ数年で多くが修繕中で、教会の一番大きな塔も修理中でした。来年には綺麗になるらしい。
見て回った教会の内の一つは、すごく声が響く作りになっている教会で、結構小さい作りなのですが、建物に入るとそのまま十字架のある小さな部屋で、「何も無いな…?」と思ってキョロキョロしていたら、その部屋から他の人が居なくなった途端に突然歌い出すミリアム。
そうだった、この人も教会の行事などでソロで歌を歌う歌手なのだった。
元々の美声と、その教会の作りが相まって、凄まじく美しい賛美歌を聞かせて頂いた。
準備も何もなしにこれだもんなぁ…… orz 美人だしPMだし、絶対天は二物を(ry
なんか私の周り、音楽系が多いのか…?それとも、ドイツ人は音楽を嗜んでいる人がそもそも多いのか…?
夕食は美味しいレストランで
少し休憩してからは、18時からのミサを少し見学させてもらい、パイプオルガンの音を聞いて、それから一旦部屋に戻りました。
今日は19時から、彼女らが結婚式の時にパーティで使ったレストランを予約してくれているということで、そちらに移動です。
レストランは確かに、ものすごく美味しかった。二人が絶賛するのも頷けました。
ここのビールは Paulaner(パウラナー)だった。
パダボーンには Paderborner(パダボーナー)というビールがあるのですが、留学生時代にこの街に居た時、この街の人は「パダボーナーは不味い。街の人は飲まなくて、街の外の人しか飲まない」というふうに言っていたんですが、多分2年くらい前に日本人から「パダボーナーって美味しいですよね」って聞いたことがあって、「どっちだ…?」と思っていたので、また現地人に聞いてみました。
が、「パダボーナーって美味しい?」って聞いた瞬間に笑い出す二人。二人揃って「不味い」という評価でした。
そんなにか……( ´∀`)
なんか、安いんだけど、安い分不味いんだそうです。そうなんだ……。
ご飯の後は部屋に戻って、再びビールを飲みながら、バルコニーでいろんな話に花を咲かせました。
ろうそくなんて着けて、こういうとこ本当ドイツっぽいですよね。
ミリアムは今IT系の大企業(社員17万人と言ってたぞ……)でプロジェクトマネージャーをしているらしい。アウディに乗ってるし、町中の大きな部屋だし、いい額もらってんだろうな……。
旦那さんは今は救急隊員をしているらしく、仕事は月に8日(ただし1回は24時間勤務)なんだ〜とかドイツでは通報から8分で現場に行かないといけないって法律で決まってるんだ〜とか、いろんな話を聞きました。
フィリップの方が写真を趣味にしているらしく、ポートフォリオサイトを持っていて、SSL もあるし独自ドメインも持ってて WordPress でテンプレートを購入して作ったサイトで、随分と手の混んだ趣味でした。
仕事として請け負ってもいるようなので、趣味というよりも副業なのかもしれません。日付が変わる頃にバルコーンから引き上げました。
移動はヒヤヒヤしましたが、友人と再会していろんな話が出来て、楽しい時間を過ごしました。
ゆるっとバンベルク観光(のハズだった)
筋肉痛2日目
前日に引き続いて、ドイツ滞在5日目もバンベルク観光です。
筋肉痛が本格的に痛くてしょうがない。
魚サンドイッチで朝食
朝はのんびりホテルを出て、町中で朝食を食べられそうな所を探します。既に11時近かったので、概ねどこもお店が空いていて、どこにしようか迷いました。
が、Nordsee(=北海)という名のお店が目に入り、久しぶりに魚のサンドイッチが食べたくなり、お店に入ります。
食べたのは、コチラ。
ニシンの塩漬けサンドイッチです。生魚がパンにサンドされてるって、最初見た時は「斬新だなぁ」と思いましたが、これがまた美味しいんだなぁ。
これだけだと物足りないので、ポテトと一緒に食べます。美味しかった。お店の店員さんは塩対応だったけど。ドイツの客商売って、塩対応率異様に高いですよね。
Altenburg(旧要塞)へ
ご飯食べて果物買ったり飲み物買ったりして一旦ホテルに戻って荷物を置いてからは、山の上にある Altenburg に向かいます。ホテルから歩くと多分1時間以上かかるので、最寄りのバス停まではバスで行きました。
道順はバス会社のやってるサイトで時刻表調べて、ついでに出てきた行き方を見ながら歩いたんです。
が。
バス停降りた所がそもそもすんごい閑静な住宅街で、ちょっと嫌な予感はしてたんですけど……。。。
ちょっと歩くと、なんか、「え、この道…?」という感じの道に入っていきます。
んん‥‥?
んんんん………??(゚∀゚)
どんどんと狭くなって木々生い茂る道になっていく……。大丈夫かこれ……いや、大丈夫じゃなさそう……。
しかし、地図はこちらを示しています。
こんな道地図に出すなよなーーと思いつつ、しかし登ってはいるので、それでもなんとかお城目指して歩いていきます。
確かに、散歩好きのドイツ人が好みそうな道ではあるけれども。
そして、痛恨のミス。
右に行くべき所で左に行ってしまい、更に道に迷う。
しかし右か左かは怪しかった(スマホが無くGPSがないので現在地を知る術が無い)ので、明らかにこれはwってなってから怪しかったポイントまで道を引き返し、そこから今度は逆の道に進むと、無事、元の道に復帰しました。
それにしても、観光客が全然見当たらない。前の日に行った旧市庁舎はめちゃくちゃ人いっぱいいたのに。
観光スポットじゃないのかな…?
結局本来17分と示された道を40分超かけてたどり着きました。山道だし……疲れた……。今日は筋肉痛もまだひどいから、ゆったり観光しようと思っていたのに、既にハードモード。これはもう、ホテルからタクシーで来るべきだった。
無事到着
同じお城と訳されても、こちらは Burg (=要塞)なので、きらびやかと言うよりも堅牢な作りをしています。
個人的には、教会と城で言ったら城の方が見るの好きで、城の中でも宮殿や居城よりも要塞の方が好きです。
一番好きなのはホーエンツォレルン城。どうでもいいですが。
城の生活とか憧れるけど、以前テレビで見た所によると、修繕にも色々環境?見た目?歴史建造物?の保全のための法律の縛りがたくさんあってとても大変で、めちゃくちゃお金がかかるらしい。
作られた当時の材料と方法で修繕しなくちゃいけない、とか。
城主に憧れてお城購入した人が、「お城に住んでなければ確実にもっと贅沢な暮らしが出来ましたね」とこぼしていたのを覚えています。
城内はほとんど観光客もおらず、なんか結婚式のパーティ?をしている団体さんのみでした。穴場なんだな……交通の便も良くないし、あんまり観光客は来ないのでしょうかね。
確かに、これだけのお城が日本にあれば観光地間違いないですが、ドイツ国内で言えば相当小さい方の部類でしょうし。
そして、帰りももちろん徒歩…。
いい景色の場所は見つけましたが、夕飯食べようと目星つけていたレストランに着いた時にはもうヘトヘトでした。
だめだ、足がもう限界。
夕飯はドイツ二度目のシュニッツェル。今回は Jäger Schnitzel (=イェーガーシュニッツェル。狩人のシュニッツェルの意)。
好きなんだなぁ。(しかしこの店のはあまり美味しくなかった……orz)
余談
街の中でこんな看板を見つけました。
「ケーキの無い人生はあり得るが、しかし無意味である!」
ケーキ屋さんの看板かな。格言的な…?ケーキほんと好きですね ( ´∀`)
そういや、先日ミュンヘンっ子の友人たちに会った時に、結婚式のアルバム見せてもらいましたが、ドイツのお祝いごとにホームメイドのケーキは付きもの。大体いろんな家から持ち寄られるのですが、いくつケーキあったの?と聞いたら「23個あった」と言ってました。もちろんホールケーキですよ。ドイツなので、だいぶ大きめの。
いつもどうやって食べきるのかが謎です。
バンベルクへ移動
移動日&バンベルク観光 2018/07/12
4日目はミュンヘンを離れて、一路バンベルクへ向かいました。またICEに乗って移動です。ICEで2時間ですが、同じバイエルンでもこの辺はフランケン地方なので、また若干毛色が違います。
なんかちょっと風邪っぽかったので、ホテル着いたら休んでようかなと思ってたのですが、でもやっぱりなんだか勿体無いので、結局街に繰り出しました。
ちょっといいホテル
バンベルクは観光都市で、しかもどうやらこの週末にお祭りがあるみたい(来てから知った)で、あまりホテルが空いておらず。結局駅から近いけどちょっと良いホテル(と言ってもほんとにちょっと)に部屋を取っていました。
共有スペースもあったり、部屋の中はいい感じのお部屋ですが、なんかちょっと……傾いてない?ww
部屋の床が、真ん中らへんから若干傾斜していました。リップクリーム置いてみたら結構な勢いでコロコロ転がっていくww
ホテルの人に言ったら部屋変えてくれないかな?と思って試しに「部屋変えられませんかねぇ、なんか床傾いてるよ\(^o^)/」って言ったら、「100年以上前に建てられた古い建物だからね〜、どこもそんな感じだよ ( ´∀`)」と言われて、「んじゃいっか(^ω^)」と引き下がりました。
しかし部屋が傾いてるのは、流石に始めてでしたw
街を散策
ちょっと休憩して荷物を整えてから、街に散策に出かけました。フロントで地図をもらって、なんとなくそれっぽい感じの所を目指して歩いていきます。
前の日に散々歩いたせいで、両足が凄まじい筋肉痛です……。
バンベルクは以前来たことがあるのですが、もう一度のんびりと街を散策したかったので今回プランに入れました。
ツーリスト・インフォメーションに立ち寄ったりしつつ旧市庁舎まで歩いて行きました。途中になんかでかい建物あって「なにこれ?」と思ったらこれがツーリストインフォメーションだった。立派な前庭まで付いてる。でかい (・∀・)
<- ツーリストインフォメーションw
バンベルクは本当に綺麗な街ですね。住んでみたい。
この日は結構暑くて、道沿いにあるパラソルの下でアイスでも食べたかったので、アイス屋さんに入りました。暑かったこともあってか、お店は大賑わいでした。ドイツ人、ほんとアイス好きだよね。
で、食べたかったのがこれ、スパゲッティアイス。
結構でかい。いや、値段見てでかいだろうなとは思ってたし、店員さんに聞いてもちょっと大きいよって言ってましたけど。小さいの無いって言うんですもん……。でもいいんです、こいつが食べたかったんだ。日本で食べられないんだから、そんくらい、えいやこらです。
思ったよりも全然甘くなくて、意外にぺろりといけました。案の定あとで胃もたれしましたけど。
休憩の後はカイザー教会や新レジデンスのバラ園を見て、その日はレストランには寄らずにホテルまで帰りました。途中に夕飯のケバブを買って、部屋で食べました。
ケバブ。いろんな種類ありますが、一番オーソドックスな↑これはドイツ語では Döner (ドゥナー)と言います。持ち帰り用にアルミに包まれていたので、ちょっと潰れてる。
ケバブねー、やっぱ日本で食べるのと全然違うんですよねぇ。なんでですかね。こっちのが全然美味しい。お肉多いし、肉にしっかり味が付いてる。ソースも美味しい。
これが日本に居るとどうしても恋しくなる……。
余談。ホテルの洗濯サービス
バンベルクで一旦服を洗濯したくて、洗濯機ありますかと聞いたら、袋に入れて出せば1袋10ユーロで洗濯サービスを利用出来ますよ、と言われ、試しに使ってみました。
1袋結構大きい。4日分の洗濯物は全部入りました。
夜出して、次の日の昼過ぎには戻ってきました。
戻ってきたはいいけど、せめて下着は他の服の下に置くとか出来ないもんか。いいけど。いいけど!
写真は割愛しますが、なんか大きな洗濯カゴ?っぽい容器に入って帰ってきました。ものすごいドイツの石鹸の匂いがしました。
特にアイロンをかけたりしたような形跡はなく、単純に洗ってシワ伸ばしたくらいの感じでした。
余談その2。ドイツの自販機
ドイツの鉄道の駅のホームなどにはお菓子やジュースの自動販売機があって、特に今すぐ欲しいわけでは無いんですけど、ついつい冷やかしてお菓子買ってしまうんですよねえ。
ヴァイエンシュテファン醸造所見学
久しぶりの再会! 2018/07/11
この日は朝8時過ぎにミュンヘンっ子の友人ユリアとゲオルクと待ち合わせて、電車に乗って Freising へ向かいます。
二人に始めて会ったのは13年前で、まだその時は私もドイツ語を話せなかったし、ユリアとゲオルクも高校生でした。二人は去年(=2017年)結婚して夫婦になって、おめでとう〜と一番最初に言いました。
会うのは4年ぶりで、ご両親元気ー?とか、今何の仕事してんのー?とかいろんな話に花を咲かせつつ、電車に揺られてFreisingに着きました。
そういやゲオルクの方はITエンジニアで、Pythonを使っているらしい。
めっちゃ同業\(^o^)/
「ドイツ語全然衰えてないね、勉強続けてるの?」
って言われて
「え〜ホント〜? (*´ω`*)」
ってちょっと嬉しかったんですけど、ゴメンよー全然そんなことないよ、と心の中で言いながらありがとう〜でも全然勉強してないんだな〜hahaha って感じでした。
Weihenstephaner Brauerei (ヴァイエンシュテファン醸造所)
Freising(フライジンク) に着いて、「場所分かる?」って聞かれてはたと気がついた。地図、折角カラーで印刷してたのに、なんと持ってくるの忘れたのですorz
なんてこった……。
まあでもそこは、現地人と一緒ですから。
私は今回携帯持ってませんが、彼らにスマホで地図を見てもらいながら、若干迷いつつも見学ツアーの20分前にはちゃんと受付に着きました。
Weihenstephaner - Die älteste Brauerei der Welt
事前の申し込みがありましたので、そちらは私がメールでやり取りをして、3人分の申し込みをしていました。
で、受付に行って説明を聞いたりしつつ、「みんなドイツ語分かるのに英語のツアーに参加なの?」って言われて「いやドイツ語のツアーもう空きが無いよってあなた方に(事前申し込みの時に)言われたんですがなw」って感じのことを言って「ああそうだったわねふふふ」みたいな会話をしつつ、いざ醸造所見学へ。
ツアーは始終英語で説明されていて、たまーに簡単な英単語を聞き取れる以外ほとんどちんぷんかんぷんで、ドイツ人の友人達が理解したのをドイツ語で説明してもらうというよく分からないことを繰り返してました。
英語だめなんです。ドイツ語でお願いします…。
ツアーが終わった後は、ビールの試飲です。
プレッツェル(<- これは英語読み。ドイツ語ではブレーツェ(ル))を食べつつ、3種類のビールを試飲しました。試飲というか、ほとんど普通に飲みみたいな感じでしたが。試飲用の 0.1L のグラスはプレゼント用にもらえました。
同じテーブルにはオーストラリア人、アメリカ人、韓国人がいて、友人二人が英語で話を振って結構盛り上がりました。
この二人コミュ力めっちゃ高いな……いや、知ってたけど。知ってたけど!
英語をまるでネイティブのように話す友人二人。
いや、若いドイツ人は総じて英会話に通じてますので、彼らのこれはドイツの教育の賜物なのです。すごい。日本の英語は絶対間違ってる…。
飲み終わって解散〜となった後にユリアが私に話しかける時に英語で話しかけてきて、ゲオルクが「英語になってるよ」って突っ込んでました。ユリアは「あ、英語になってた」とか言ってて、
いやいやいや、母国語と英語間違えるってw
と思ったけど、実はこの体験は始めてではなくて、自分もドイツ語と日本語で気が付かずにやっていたことがあったので、脳みそで考えたことを母国語で考えるのではなくてそのままその言語で考えるのが出来てるってことなのかな?と思ったりもします。
見学ツアーの後はお土産を買って、付属のレストランでお昼ごはんを食べました。
Bräu-Strüberl という名前のお店で、直訳すると醸造所食堂、てな感じのようです。
Strüberl というのはバイエルンの方言で、メニューにもバイエルン方言が結構使われていて、これが調べても辞書に載っていないんですよね。
Strüberl みたいになんとなく元が推測出来るのはまだなんとかなるんですけど、今回頼んだ Fleischpflanzerl なんかは全然意味不明。肉っていうのは分かるけど。標準語だと Frikadelle (=ハンバーグ)のことらしい。知らんがな。
ドイツ語学習者泣かせのお店でした。いや、ここに限らずバイエルンは結構こういうのがあって、よく
「……??(・∀・)」
ってなります。現地人が居ないととりあえず困る。
その後ちょっと散歩しつつ、駅まで戻って、電車で中央駅に戻ってきました。
友人二人が通ったと言う大学を見学しに、再び街へ足を運びます。
大学見学とカフェ
広いミュンヘンの中をあっちこっちに相当歩き回りました。ゆうに2万歩くらいは歩きましたよ、多分。そして友人二人は背も高くリーチが長いので、歩くの早いはずなのに、足の短い私に合わせてくれるこの優しさ。
ほんと出来た人たちだよ、この人達。
私が変なドイツ語でしゃべっても、のんびり待ってくれたり説明してくれたり、理解しようというのをさりげなくしてくれるのです。
いい友人を持ったよなぁ、ほんと…。私には勿体無いくらいです。
町中での散策は、サーフィンをしている川?があって、そこを見に行ったりしました。以前NHKの街歩きの番組で見たことあるぞ!
この日は結構寒くて標準が長袖1枚、寒い時はもう一枚羽織る感じだったのですが、それでも結構たくさん人が居たし、ギャラリーもたくさん居ました。
で、その後大学見学です。
最初に行ったのは Lidwig-Maximilians-Universität München (ルートヴィッヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン。通称ミュンヘン大学、らしい)。
二次大戦中に白バラ抵抗運動が行われた大学でもあります。
白バラ抵抗運動を題材にした「白バラの祈り」という映画がありまして、以前日本でも小さな映画館などで上映されたことがあったのですが、大学生の時分にDVDを買って見ていたので、この抵抗運動のことは知っていました。劇中、ナチに反抗するビラを上階からバラまいたシーンも、おそらくここがロケ地なのでしょう、同じ建物が映画にも出てきます。
大学っていうか、もう普通に歴史的建造物ですね?って感じですが、平日に行ったこともあり、まだ夏休みでもないので、普通に学生さん歩いているし、授業もやってました。
<- これは一般人も参加出来る公開授業らしい
白バラ抵抗運動についての小さな博物館もあり、そちらも見て回りました。全て理解しながら展示見てたら日が暮れてしまいますので、写真に撮ってあとで勉強がてら読むつもりで写真撮りまくりました。
もう一つの大学は、Techinische Universität München (ミュンヘン工科大学)です。この建物群の内の一つの屋上にカフェがあって、そこからいい眺めが見えるしお茶にしようということで、カフェに寄りました。
ルバーブケーキはすごい好きなんですけど、ルバーブのソーダって飲んだことなくて、試しに頼んでみました。……うん、普通w
お家にお邪魔して、サッカー観戦
その後結局二人のお家にお邪魔させてもらうことになって、彼女らの家のある駅まで移動して、夕飯までごちそうになりました。
↑Brotzeit. ドイツは1日の内メインは昼食で、お昼は温かい食事を食べますが、夕飯は冷たい食事(パンが多い)を食べることが多い
この日はイギリス対クロアチアの準決勝の日で、サッカー見よう!って事だったんですけど、別にサッカーはどうでもいいんですけど(<- 失礼)、まあ二人と一緒に他愛もない話をするのが楽しいんですね。
で、ユリアとゲオルクはもともと同じバンドのメンバーで、ユリアは歌が上手くてギターも弾けるし、ゲオルクはギター、ピアノ、歌と才能豊かです。
ユリア今日は歌わないの?と言ったら「え、聞きたい?いいよ歌うよ〜」と快諾してくれました。ゲオルクが「じゃあデュエットする?」とか言って、「え、ゲオルク歌も歌うの?(゚∀゚)」「1年前くらいから歌も始めたんだ」みたいな話になって、ゲオルクがピアノを弾きつつ二人でデュエットを歌ってくれました。
くそう、準備も何もせずに二人ともこの声量にこの完成度かよ…!天は二物を与えてますよね絶対。
ユリアの澄んだ歌声とゲオルクのピアノを聞くと、ああドイツに来たな、と毎回思うのです。私がドイツ語を話せるようになりたいと思った原点がまだここにある。
また絶対ドイツに来たい、そう思う瞬間です。
楽しい時間も過ぎて、サッカーを見つつ、暗くならない内に帰りたかったので、ハーフタイムあたりで駅に戻り、 お別れをしました。
あっという間の1日だったなぁ…。
war sauschöner Tag...!! (*´ω`*)
ドイツ人のサッカー好き
再びミュンヘン中央駅に戻ってくると、何やら人垣が出来ている。「なんだ?」と思って見てみると、みんなでテレビに見入ってました。なるほど、イギリス対クロアチア戦を見ていたようです。パン屋の前のテレビが小さなパブリックビューイングと化してました。
ドイツ人ほんとサッカー好きだな。いや、外国人だっているでしょうけども。
ホテルの前の店でも人だかりが出来ていて、試合が終わった後は、叫ぶは車のクラクション鳴らしまくるはで、やかましいのなんの。
もう夜の11時過ぎてますけど!
ドイツ人のサッカー好きはいいと思うんですけど、試合後の駅はもうカオスだし汚いし酔っぱらいが溢れるしうるさいしゴミは捨てまくるし、この文化はホントどうにかならないかなと思います。
読んで字の如く「バカ騒ぎ」はどうにかしてほしい。
ホテルに帰ってからは、明日はのんびり朝起きることに決めていたので、果物を食べながらのんびりと時間を過ごしました。
ミュンヘンへ移動
(ミュンヘンのホテルが、なぜかPCでWi-Fiが使えないという制約があったので、早速その日の内の投稿が出来ませんでしたw)
移動日です 2018/07/10
2日目はフランクフルトからミュンヘンへの移動日です。
天気はいまいちですが、雨は降っていないのでまあよしとする。
TOYOKO INN のホテル代には朝食代も含まれていたので、久しぶりのドイツの朝食です。
昨日ドイツに着いたばかりだし、朝はのんびり出発しようかと思いましたが、折角なのでやっぱり朝9時54分発ミュンヘン行きに乗るつもりでチェックアウトし、駅に向かいました。
最初はジャーマンレイルパスのバリデーションをしなければいけませんので、ドイツ鉄道の窓口、Reisezentrum へ。番号札を取ってから窓口に呼ばれるまで待つのですが、ここで35分待たされました。35分って……おいコラ(・∀・)
ドイツまじドイツ。
混んでる時間帯に行ったのかもしれませんが、それにしたって35分待たすってどういうことですかね。
結局9時54分は諦めて、一つ次の10時19分発にしました。
バリデーションスタンプを押してもらい、ちゃんと使い始めの日付やパスポート番号などを記入してくれました。
で、ICE(=新幹線みたいなの)の指定席取ろうと思ったら、なんと席が全て埋まっているので取れませんとのこと。
なん…だと……\(^o^)/
え、そんなに人いっぱいなのか?と思って、でもドイツの電車は指定席と自由席の号車は別れてませんし、電車に並んで乗る習慣がない(そもそも乗車位置が書いてないので並べない)ので、もうこれは運に頼るしかないか、と思っていました。
電車は6分遅れということで、まあドイツの電車にしたら全然許容範囲かなと思っていざ電車に乗ってみたら、なんのことはない、全然普通に席はスカスカで、余裕で座れました。
あるぇ?なぜ指定席取れなかった?
でも、結局指定席取らなくても余裕で座れたので、むしろ指定席取らないで正解でした。その分お金が浮きました。
↑ ICE(=Inter City Express. 新幹線みたいなもの。ただし在来線と同じ線路を走る)
ドイツの電車は改札がなく、回ってくる車掌さんにチケットを見せます。で、スタンプを押してもらう。
電車は若干遅れましたが、別に急いでませんので全然無問題。
やっぱりドイツの景色眺めるのすごい好きだなぁ。飽きない。延々と見ていられます。
ミュンヘン到着
ミュンヘン中央駅に着いて、一路ホテルへ。
このホテルは4年前にも泊まった所だったので、場所は分かります。チェックインまで2時間ほど時間があるはずだったのですが、すぐにチェックイン出来ると言われ、先にチェックインしました。
が、ここで一つ問題が。
別に私が作った問題ではないのですが、宿泊予定の部屋がある階で水が出ないとかおっしゃってて、なんか工事業者の人とかとフロントの人が揉めてる……。
フロントのお姉さんは愛想よく「でも普通のホテルですからね」とか笑顔で取り繕ってましたけど、なんか喧嘩腰で業者さんと会話してる。怖……。
<- 屋根裏部屋かな?
以前このホテルに泊まった時は改装したてでキレイな部屋だったんですが、今回の部屋は多分改装されていない部屋で、清潔ですが、なんか、うん、だいぶ年季が入ってる部屋でした。
そして Wi-Fi が以前はお金かかったんですけど、今回はただで使えました。が、こちらも問題が。
なんと、携帯用の Wi-Fi しかない。PCで何度も繋ごうとしてもうまく行かず、フロントに聞きに行ったらよくわからないと言われて、結局次の日また行ったら「多分PCでは使えない」とのこと。
………Wi-Fi とは?
なんと不便な。
ミュンヘンの町中をぶらぶら
まあいいや。とりあえずそれは置いといて、時間もあるのでノープランで街に繰り出しました。
街に出た直後にスコールかと思うような一過性の嵐が来て雹が降ってきてひえ〜ってなりましたが、その間地下鉄街を移動したので最初の方だけ大変でした。地下街入ったせいで若干道に迷いましたけど。
スコール?が過ぎてからは、早速掃除のお兄さん達が街にいっぱい出てきて、雨で落ちた街路樹の落ち葉を集めて掃除していました。対応が早い。その辺はほんとドイツだなという感じ。
中心地に着いてからは、果物を買ったり新市庁舎を眺めたり、大道芸人の芸を見てみたり、ディアンドル(=バイエルンの女性用の民族衣装)屋さんを冷やかしてみたり。
<- マリエン広場の新市庁舎
で、これも4年前にも行ったのですが、Hofbräuhaus にもちらりと寄りました。
お土産は、キーホルダーとかマグネットとかポストカードとかコースターとかはもういっぱいあるからいいよ、と両親から散々言われていたのに、ついつい買ってしまうんだなぁ…。
<- キーホルダーと栓抜きのマグネット
シュニッツェル!
<- 大好きなシュニッツェル
夜はホテル近くの Paulaner のレストランへ。大きいテーブルに通されて他の方と相席だったので、斜め前のおじさまと色々と世間話をしました。が、まあこの方のドイツ語が分かりにくいのなんの……。
聞いてみれば、おじさまはウィーンから来たとのこと。どうりで聞き取りにくいドイツ語だわな、と納得しました。いやしかし、オーストリアのドイツ語はまだドイツ語っぽいんじゃ無かったのか…?最初ドイツ語かどうか悩んでしまったですよ…。
でも頑張って会話しつつ、オーストリアの方言とか教えてもらいました。
Tomate のことを Paradeiser って言うんですって。えー……影も形もないじゃないですか……。
果物美味しい
どうでもいいですけど、ドイツは果物が安いし美味しいので大好きです。町中にはよく果物スタンドがあって、とにかくドイツ居る間にたくさん食べよう…と食べられる限り食べてます笑
<- プルーン。熟れるの待たないとすごいすっぱい
<- さくらんぼとネクタリン
明日は朝早くから醸造所へ行くために移動なので、少し早めに休みつつ、無事二日目も終えました。